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カセットコンロの秘密


お店の熱源はIHヒーターです。 2世帯住宅で、いずれ高齢になる両親のことを考え なんの迷いもなく火を使わないIHを選びました。 とても便利です。 外出する時も日の後始末を気にしなくてよいですし 高齢のおじいちゃんひとりでも お湯を沸かしてポットに移すくらいは

なんの心配もなく安心してお任せできます。

小さなころ、子供が誤ってスイッチを入れてしまっても

発火の可能性は低く ガスとは比べ物にならないほどの安心感を得ていました。

とても便利で

とても安全です。

でもある日ちょっと思ったのです。

せっかくがんばっていろんな方法で

熱のエネルギーを電気に変えてもらったのに

それをまたもとの熱のエネルギーに戻して使うのは

なんだかもったいないのかなって。

電気にはもっと電気に似合う使い道があるのではないかしらと。

お店の熱源はIHヒーターですが、 その隣にカセットコンロが置いてあります。

お出汁をとる時、スープを煮込む時、野菜を煮る時 こちらのカセットコンロを使います。 「熱」のお仕事はできるだけ「熱」にお任せすることにしてみました。

経済的にというと、どうなのかはわかりません。

短時間のお料理には今まで通りIHも使います。

だけど、本来のお仕事をその手のプロに戻していくことは

世の中の絡み合って見えなくなった本質が

少しだけわかりやすくほどけてくる手段になるのかもしれないと

感じています。

そしてとてもとても不思議なのですが、

カセットコンロで沸かしたお湯にはちょっとした秘密があるような

いつも美味しいコーヒーですが、

もう少し美味しくなるような…。

気分的なものでしょうか。

紫芋のきんとんが入った先週のお弁当

画像にすると

ちょっと怖い色ですね(笑)

今週もよろしくお願いいたします。

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