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オーガニックってなぁに?


先週末、素敵なイベントに参加させていただきました。

江別港さんとcomoco さんが企画されたイベント

「オーガニックってなぁに?」

江別港さんは「ここなつ」という可愛いらしい名前の

こども食堂を開催されています。

そこには沢山、有機野菜の寄付があるそうです。

何気なく食べているけれど有機野菜ってすごいのかな?

オーガニックってなにかな?

という疑問から今回このイベントを企画されました。

地元江別の有機農家の森勇貴さんと一緒に会場によんでいただき

お野菜だけに限定せずオーガニックについて楽しくお話させていただきました。

このようなタイトルのイベントの場合

慣行農家(一般的な農家さん)はダメ!

農薬や肥料を使った野菜を食べると体に悪い

環境を考えないやり方はゆるせない

環境破壊反対!農薬撲滅!おーっ!

みたいな感じになることが多いのです。

ですが今回は、

主催の方から「オーガニックはよし、慣行農家はダメという、そういう流れの会ではありません」っと最初からきちんとお話があり、会場のほんわりしたディスプレイ同様にゆったりと素敵な時間を過ごすことができました。

私はオーガニックカフェをやっていますし、

オーガニックアドバイザーという肩書をいただいていて、

オーガニックの普及に努めています。 でもそれはイコール慣行農家さんを全否定する運動的なものではありません。 農薬や化学肥料の被害を一番受けているのは、それを使用している農家さんです。 末端の消費者が受ける被害にくらべても それはとても深刻な問題です。 農薬や化学肥料が大好きで使っていらっしゃる方はおそらくいないでしょう。 ではなぜそうしなくてはいけないのか。

それは、私たち消費者が求めてきたからだと思います。 季節を問わずいろんな種類の野菜がほしい

きれいで形が揃っている野菜がほしい いつも売り場を沢山の野菜や果物でいっぱいにしてほしい 虫がついてる野菜なんていや!

とにかく1円でも安い野菜を! そうでなくては売れなくなった野菜は そうなるように作るしか方法はありません。

ですから、

「オーガニックを!」と強い信念を持って振り上げたこぶしは

慣行農家さんにではなく

むしろ私たち自身に向けるべきだと感じています。

私は名もない小さな私ですが、 沢山の「私」の求める先に未来があるのだと信じます。

「私」の求めるものが世界を変えるのだとしたら

自分たち人間の利益だけを考えるのではなく、

花や虫や動物、空気や風や大地とともに いつまでもずっとずっと長く

譲り合ったり助け合ったりして暮らすそんな毎日を求めたい だから、今日も明日もオーガニックのお話をしていきたいと思っています。

会場にディスプレイされていたかわいいお野菜のカレンダー やおやのveggyさんで販売されています。 もちろん即買わせていただきました。 2月のお豆がおきにいり…でももうすぐ終わってしまうので残念です。

今週もありがとうございました。

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