おべんとうことりのこと３

「おべんとうことり」のメニューは日替わりお弁当１種類だけです。

月、水、金はお肉

火、木はお魚のお弁当です。

でも本当のメインは

ごはん。

お米です。

「おべんとうことり」では、

おとなり町当別町すがむら農園さんの

自然栽培米を使わせていただいています。

自然栽培とは

無農薬、無肥料で

作物本来の力

土本来の力を引き出す農業のこと。

私達以外の生き物や私達の立つこの大地への

負担を最低限に考えた

心にも体にも、環境にもやさしい農業です。

ですが、

農薬はもちろん、有機栽培で使われている有機肥料さえつかわず

除草剤も使わないということは

収穫量もさがりますし

農家さんの費やす時間とその手間は

私達の想像を超えるものです。 ですから 自然栽培農家さんは少なく

そのお米はとてもとても貴重なものです。

そして

玄米のまま届けて頂くので

黒いものがあったり、草のタネがまざっていることもあります。

おべんとうことりではそれを毎日精米して

お米のおいしさ美しさがひきたつように

一粒一粒目で見て手でとりわけて

良いお水でたきあげています。

今日も「おべんとうことり」の小さな箱には

一見何の変哲もない白いご飯がふんわりと詰まっています。

でもその裏側には

農家さんの「お米」にむけたたゆまぬ努力と深い愛情

そして「おべんとうことり」の想いが

たっぷり隠されているのです。