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おべんとうことりのこと10


朝、目が覚めると53歳になっていました。

お誕生日おめでとう 私 です。

小さいころからお料理が好きでした。

レシピ本を見ながらおままごとをしていたほど。

小学校6年生で母を亡くし

祖母のもとで暮らしました。

祖母はとても革新的で

家事は毎日しなくてはいけない日が必ずくる

だから今は自分のために別なことをするべきだと

掃除、洗濯、お料理などのお手伝いをさせませんでした。

今、お料理や家事がずっと好きでいられるのは

そんな祖母のおかげと思っています。

高校生で父が急死し

大学進学への道が断たれました

急いで就職した先は

警察官

何をするところかもよくわからず入った

警察の世界は

とても新鮮で

特に刑事として過ごした数年は

誰かのためになることでお給料を頂ける

大変でしたが本当に幸せな日々でした。

30歳で夫と結婚し、仕事を辞め

日々の食卓をホームページにのせました

それがきっかけでお料理のお仕事を頂くようになり

テレビやラジオでレシピを紹介したり

お料理教室などをはじめるようになりました。

2011年、夫ががんにより余命宣告をうけました。

そこから「たべる」ことに対する意識が大きくかわりました。

たべることいきること

必死に向き合うことになった大きな大きな出来事です。

その大切さを伝えたくて

自宅カフェを開店しました。

その後、昨年7月

お店を宅配お弁当のお店「おべんとうことり」にリニューアルし、

毎日、おべんとうを作って皆様にお届けしています。

おべんとうことりのこと

今日は

まつもとまみのこと

食べることは体を作ります。

食べることは心を作ります。

とてもとても大切なことです。

何かを食べる時

それが、

すばらしい御馳走であっても

ちょっとした小腹を満たすものであったとしても

どんな人が作ったのかを

ぜんぜん知らずに食べることは

とても不思議で不自然です。

でも、不思議で不自然であることにさえ

ぜんぜん疑問を感じなくなってしまった

この頃です。

おべんとうことりのお弁当は

こんな私 まつもとまみが作っています。

食べてくださる方を思いながら

ひとつひとつ丁寧に心をこめて作っています。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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