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おべんとうことりのこと22


洋服を制服化してから

7、8年になります。

白の綿ブラウスに、リネンのスカート

寒ければカーディガンやベスト

厚ければブラウスを半そでに。

そしてエプロン

毎日考えることなく、1年中

同じものを繰り返し、繰り返し

バッグも靴も一つあれば充分で

ボロボロになるまで

同じものを使い続けてしまいます。

自分でも大丈夫かなっと思うほど

物欲がありません(笑)

ただ、

いくつあっても欲しいと思ってしまう例外が

キッチンツールです。

昨年、包丁を買い換えました。

それまでは

新築のお祝いに頂いた

ミソノ440というとても良い包丁をつかっていました。

デザインも機能も素晴らしく、今でも大好きですが、

年齢を重ねるごとにその重さと大きさに

体力がついていかなくなってしまい

新しい包丁を迎えることになりました。

新入りさんは

宮文の文太郎

薄刃で刃の入りがとてもよく

軽くて疲れにくいすぐれものです。

出刃包丁も宮文さんのものを使っています。

包丁の切れ味は、直接お料理の味を左右すると

日々実感しています。

おほめのお言葉を頂くことがある

きんぴらごぼうも

人参のラペも

包丁の切れ味次第で全く別なものになってしまうから

不思議です。

週に1度、大切に丁寧に研いで手入れをして

(本当は全部夫にしてもらってw)

私は、「来週もよろしくお願いします」と

心で語りかけます。

食材はもちろんですが、

それらを調理する私の道具たちにも

きっと「おべんとうことり」らしいお弁当を

作るための力をかりているのだと思っています。

それと包丁はもうひとつ

昨年、息子の修学旅行先から思いがけず

送られてきた名前入りの文化包丁

息子からもらった

初めてのプレゼントで切ったお野菜は

私の嬉しさもお味に表れているかもしれないな

っと思います。

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